映画本編のおはなし

おひさしぶりで…いやそうでもないですねw 今日も元気に岩本くんのふぁんですこんにちは(^o^)☆
怒涛のサマーが終わり(コートを着る気候になるまでは夏だと思っている…)、近況としてはバカレア劇場版をせっせと観に行ったり一晩中えむすてをリピートしています。あたりまえすぎて報告するほどのことでもないですね!w
えむすてほんっとおおおおおおおおおおおにかっこよかった!先に映画の話を書いてしまいたいので、感想はHEYの放送とまとめて書こうと思います。ひかるくん痩せたね〜びっくりした。痩せたからなのか、そもそもサイズが合ってないのかベルト触りすぎなのが面白かったけども(^o^)ww 初見は痩せたせいで適正体重じゃないから足の動きがぎこちないのかな〜と思ったけど、衣装が合ってないのも大きかったのかな〜動きにくそうだったね。でもベルト触る手が発狂しそうなほど好きだったのでここでも知る敗北感。
割と足の動きがぎこちなかったというかステップの軽さは発揮できてなかったけど、踊りこなしてる感じが全くしなくてすごくかっこよかったです。久々の地上波だからもあるかもしれないけど緊張感のある表情が観られたのも嬉しいし、あとやっぱりわたしこのひとの造形が隅から隅まで、それこそ衣装の皺ひとつ残さず本当に好きなんだなあ。あとやっぱり屋良さんの振り付け踊るの大好きだから、屋良さん節前回の振り付けで嬉しい。
ドラマ出演決定もおめでとうございます。その話も追々ね。一人の現場が寂しいと言い続けてた人が、仲間と同じ作品に出られるのが本当に嬉しい。心配なのはらぶしーんの有無だけ(^o^)☆(…)
ということで、日曜日に何度目かのバカレア劇場版を見に行ってきました。今のところ前夜祭以外は全て友人と見てるから、観たあとのアウトプット欲が満たされすぎて本編感想が書けてなかった〜ので、感じたことをめもめも。前夜祭の六本木と舞台挨拶の川崎の他には池袋、横浜、渋谷といろんな場所に見に行ってますが昨日ようやく1度も泣かずに観られました(笑)。いい映画だなあと思います。友達と見ることを強くオススメしたい。
続きから感想のようなものを。いらっしゃらないと思いますが、映画未視聴の方はネタバレですのでご注意を。




海斗さんに関して好きなシーンは、「何とか言ってくれよ、アニキ!」のあとの表情と、ケンジに制服をはらってもらうところです。このふたつの表情の対比がすごく好きだなーって思うのと、ケンジに制服をはらってもらうところの海斗さんがすごく、知ってるひかるくんに近くて。意識してこの顔ができるんだなあとびっくりした。
初見では、とりあえずひかるくん自身が語っていた頼れるリーダーであり仲間の夢を背負ってるっていう真嶋海斗観がどうしても私の目に映る海斗さんに重ならなくてすごく戸惑ったんですが、何度見てもやっぱり私にその像は視えないなあ、っていうのが率直な感想です。
何となく思ったのは、海斗さんが初めて達也と対峙したシーンなんだけど、達也が自ら馬鹿田の桜木達也だと名乗るまで、海斗さんは達也が馬鹿田の生徒だと気付かないんだなあと思って。それを思ったときに、この人、あそこで達也と出会うまで実は馬鹿田っていうものには執着してなかったんじゃないかなって思って。普通、あの時点で本気で馬鹿田に勝ちたい、桜木達也を倒したいって思ってるんだったら制服くらい知ってるんじゃないかなって。だって馬鹿田の校章ってあんなに堂々とくっついてんだよ?(笑)
それを思ったときに、ああ、あの瞬間はじめて海斗さんの中で馬鹿田を倒して菊高がトップになるっていう漠然とした形にもなってないような夢は手の届くものになったのかなって。ずっとぼんやりとあるかもしれないと思っていた未来が海斗さんの中で急激にリアルになったのかなーって。
ところで!あのシーン!反則だよね!!!!!弱い者いじめしてんじゃねえよって颯爽と現れて不良3人瞬殺しちゃう海斗さん><><転がったみかん拾って「はい、おばあちゃん^^」な海斗さん><><><ととととってみかん拾い集めてかごに入れてあげる海斗さんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん><><><><><><><><><><><あの反則技にときめきすぎて心臓100個用意しても足りない。・°°・(>_<)・°°・。みかんをかごに入れてあげるときの腰の角度90度スバラシイですねあれ。あの角度の美しさは100年研究しても再現不可能であろう。100年ロマンスを内包してる海斗さんかっこいいです。・°°・(>_<)・°°・。
そうそう、このとき、馬鹿田の桜木につっかかろうとするんだけど、警察きたから逃げるじゃないですか。あれも、海斗さん警察には捕まらないようにというか補導はされないように上手くやってるのかなって。あの髪型だし菊高がそんなに偏差値高い学校だとは思わないんだけど(でもなんだかんだで彼ら制服の着方がスマートなんだよね〜。菊永高校っていう名前の響きも合わせて馬鹿田よりは格式高い高校な気がする)、それは兄貴の存在も関係してたりするのだろうか、とか。自分が捕まったら、育ててくれた兄貴に申し訳が立たないもんね。
初見では、みかんの王子様きゃああ(n'∀')η*・゜゚・*:.。..。.:*・゜と、アクションシーンかっこいいかっこいい足長い好き。・°°・(>_<)・°°・。ばっかり考えてたんだけど(…)。気づいてからは、海斗さんが決定的に変わる瞬間なんだなあってことばかり思う。みかん拾ったときの海斗さんと、警察から逃げるときの海斗さんは、もう中の人が決定的に違う。
あとは兄貴との2人のシーンだけど階段降りてくる海斗さんのアングル美しい美しいすぎるのと、兄貴の背中に語りかける海斗さん造形が美しすぎて驚くのと色々あってほんとつらい。好き!!!!!!!!!!!!!(語彙…)
ここ見てると、兄貴と2人で暮らしてるのかなって思うんだけど、朝ごはんとか一緒に食べてないんだろうなあって思ってせつない。ふたりしかいないのに。ふたりでしかないのに。このひとたち、お互いちゃんと会話してるんだろうかって。だってあんなに、あんなにぎこちない会話で成立していいはなしじゃないだろうに。ほんとは、弟が兄貴に夢を語る時って、兄貴が弟の夢を聞く時って、もっと澄んだ空気が流れてるものなんじゃないかって思う。桜木兄弟の会話と、真嶋兄弟の会話の対比を思うと、なおさら海斗さんが切ない。勝ったら、ちゃんと事実を突きつけたら、兄貴が自分のほうを向いてくれるんじゃないかって、海斗さんが欲しかったものって結局それしかなかったんだろうし。その先をどう思ってたのか、知らないけど。
しかし何度見ても、何とか言ってくれよ、アニキ!のときのさんかくおめめとおくちが好きすぎるつらい。あのときの海斗さん捨てられかけてる子犬すぎてつらい。海斗さんが可憐すぎてつらい。かわいいかわいい連れて帰りたい。
アクションシーンはさすがリーチ長い足の動きがいっっっっっっっっっっっぱい観られて嬉しかった*・゜゚・*:.。..。.:*・゜岩本くんは足が完璧なんだって!って言い続けてきたわたし間違いなかった。個人的には宇賀神と戦うところが好きですね。宇賀神のひとおなか痛がってたから相手が体調悪いときに奇襲かける菊高悪すぎるよね。あの時からもう海斗さんは変わってしまってたんだろうなあ。
菊高をトップにするっていう夢は海斗さんの夢であるし、恐らく他の5人にとってもそれは同じ夢だったんだろうけど、でも達也と出会う前の海斗の隣では笑ってた颯太がそのあとはもう海斗の隣で笑わなくなったことは、海斗が変わってしまったことと無関係ではないと思う。
それとも、海斗の中でリアルになったことで、他の5人にとってもリアルになったんだろうか。トップになるっていう、夢。それがリアルになる前は、喧嘩って楽しいだけだったんだろうに。海斗はあからさまに、最初から菊高トップが目的で、暴力は手段だけど、他の5人にとって暴力って何だったんだろう。その先に目的を考えたことがあったんだろうか。
もしかしたら、兄貴に認められることと菊高をトップにするっていう夢って、こっちが見てるほどには海斗さんの中で繋がってなかったのかもなあ。みんなで話してた夢の中で、菊高トップにしようぜって話してたことが、リアルに近づいたっていう事実が先にあって、きっと喜んでくれると思った兄貴が無反応だったことが、海斗さんを駆り立ててしまっただけなのかなあ。だったら、仲間の夢を背負ってることも、あながち間違ってはいないのかもね。
あ、お気づきと思いますがさっきから書きながら考えをまとめています。
そうそう、どうでもいいけど菊高のトップ3、名前が海、風、陸なんですね。(いまさら…)
海斗の中で何かが決定的に変わってしまって、海斗は目的しか見なくなって、その隣で颯太は感情を殺してしまったように見えるけど、陸は変わらないね。最初から、陸にとって海斗って対等だったのかもなあって思いました。支えたいとか、そういうのじゃなく、大事な友だち。だから菊高ラストはあのかたちなのかなって。手を取る陸と、支える颯太。
陸は、戦うの楽しそうだもんね。最後まで。あのスタンスの変わらなさが、純粋からくるのか鈍感からくるのかはわからないけど。
変わってしまった海斗に対して、合わせて自分も変わった颯太はなんだかすごく私の佐久間観に近く、何も変わらない陸はとても私の阿部くん観に近い。わたしには、海斗が仲間の夢を背負ってるようには見えなくて、仲間が海斗の夢を支えているように見えたのだけど、そのへんの思い込みも岩本くん観に近いですね。w
バカ3人がバカ2人を人質にとったときに(笑)、海斗さんは3人を殴るけど、駿が「あいつら怖気づいて来ないんじゃないかと思って」って言葉を聞いたときの海斗さんの表情がすうううううううううううううっごく好きだなあ。なんだろう、あの、絶妙な表情。どうとでも取れる。あのとき海斗さん、何考えてるんだろう。何度見てもわからない。自分の中で正解がわかったら気持ちいいだろうな。
何となく今、自分の中で近いかなあと思ってるのは。
あの瞬間に、海斗さんは、自分だけが馬鹿田を倒すことに必死になってるわけじゃなかったって気付いたのかなって思って。仲間たちも同じように、夢がリアルに近付いたことを感じ取ってて、馬鹿田を倒すっていうひとつの目的に向かってベクトルを揃えてて、でもその中で自分は自分しか見てなかったってことに気付いたのかなあと。
だから、「来いよ」のひとことで全部背負うんだね。同じ夢。
言い訳しないんだねって友達が言ってて、ああ確かになあと思ったんだけど。でも、そこで言い訳しないけどそのあと哲也と達也のたった2人をえげつない人数で攻撃する海斗さんはやっぱり割と卑怯だよな(笑)。
屋上で待ってるときの海斗さんはどんな気持ちだったんだろうなあ。同じだね。ケンジと。待ち方。そうだそうだ、同じで思い出したけど、「お前あの時の!」って達也に言われて、口の端をあげる笑い方がケンジと同じなんだねえ。
哲也と颯太が戦うシーン、お前の相手はオレだ、って、明らかに海斗に舞台を整える颯太ほんとに良い二番手だなー(笑)。負けられねえんだよ、ってつぶやくじゃないですか。ずっと何も語らず、感情を表に出さなかったのに、この戦いで唯一出した言葉が、負けられないって。何を思って、負けられなかったんだろうね。勝ったら、その先に何があると思ってたんだろう。他の4人のことはわからないけど、颯太にとっての菊高がトップになるって夢は、海斗の夢だと思うから。海斗にとって兄貴の夢がそうであったように。
どうでもいいけど(いや私の中ではよくないけど…)、海斗が最後に戦うのはわかるんだけど、海斗はほかの人間戦わせるのに当たり前みたいに颯太のことは戦わせないんだね。それは、信頼してるからなのか、単純に颯太の意思なのか。海斗の、ストッパーとしての。哲也と達也の関係性の対比が海斗と颯太に描かれているとしたら、海斗に颯太の戦いを葛藤を想うことができる余裕があったら、また何かが変わってたのかなと思う。多分ずっと、隣で海斗を止めたい気持ちと、それでも夢を支えたい想いと抱えて葛藤してた人のことを思えたかどうかが、馬鹿田のトップとの違いかなって思うから。
達也と海斗の戦いは、達也が圧勝すぎるのがすごい描かれ方だなあと思う。もっと接戦だったら、海斗は鉄パイプを振り上げるまで追い詰められないと思うんだよね。全然歯がたたない。自分はボロボロなのに、相手が圧倒的すぎるって、プライドの高い海斗さんにとっては屈辱的なことだっただろうなあ。
ここで鉄パイプ振り上げるときの海斗くんのカオがんま〜〜〜〜〜無防備で大好きです*・゜゚・*:.。..。.:*・゜歯が、歯が全部見える*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜上の歯は言わずもがな大好きなんだけど下の歯まで見えるなんて海斗くんサービス過多*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
海斗さん、はっきり死ねって叫ぶんだよね。人の道外す前に、兄貴が来てくれてよかったなあ。ほんとうによかった。兄貴の背中を見て、兄貴のための夢だったのに、その兄貴に勝つことだけが強さじゃないって諭されて海斗くんびっくりしただろうなー。兄貴のために頑張ってきたのにねー。でも、だからこそ、兄貴の言葉じゃないと届かなかったんだろうから。ほんとに来てくれてよかった。
ただやっぱり兄貴がもっと早く海斗と向き合って話してくれてたら変わってたと思うんだよね!!!もっとちゃんと話を聞いて、もういなくなった友達のことを考え続けることも大事だったんだろうけどさあああああってこれなんかのでじゃぶ〜(^o^)♪ 兄貴に制服はらってもらうときの海斗さんのカオ、ほんとに弟でかわいい。ひかるくんって、本当に全身から愛されて生きてきた感じが出てるから、弟似合う。ほんとに似合う。
菊高の、最後のシーン、ほんとにいいね。ボロボロでもみんなに手を差し出すのは自分って決めてる海斗さんかっこいい。ほんとの強さ、見つかったらいいね。
しかし最後まで不満なのは、兄貴は鉄パイプ振り上げた海斗しか見なかったんだなと思うと(^o^)おばあちゃん助けた海斗さんがどれだけかっこよくてどれだけ正義の味方で菊高トップに相応しかったかお前ちゃんと見てないくせに汚い真似して勝っても意味ないとか好き勝手なことを言いやがってちくしょおおおおおおおおおおおおおとか、思ってません(・ω<)★
海斗さん以外に好きなシーンは、麻耶が勝って吠えるところが好きです。馬鹿田への愛が、自分との戦いに勝ったっていう感情が、すごい出てて美しいシーンだなと思います。あと、文恵が学校を去るときに、他の子たちと違って沙耶だけが無言で頷くところも好きだなー。
ところで、馬鹿田の人たちが文恵にあてた手紙、哲也さん「いつても帰ってこいよ」って濁点忘れてるんだけど哲也さんもしかしてバカ(^o^)?
あとはただただ第一カトレアのメンツを見ながら、りっちゃん大きくなったなあと感慨深く…。男子同じお教室なんて憂鬱なりっちゃんかわいいよりっちゃん。あんな明らかに鼻かんだあとでしかないゴミを開いて見ちゃだめだよりっちゃんかわいいよ><
しかし馬鹿田の面々が本当にかわいくて、追い風が吹いてるのもわかるなあと思いました。いちばんかわいかったの間違いなく祥平さんだけどな!祥平さんみんなの宝すぎて!
馬鹿田のみんなが並んで走ってるところで毎回涙腺が緩みます。じゅにあのかたまりを好きになるのってすごくリスキーだけど、こんなものが残るんだなあ。
エンドロールで、唯一ユニット名で表示されたことに改めてぐっときました。みんなが掴んだ名前が、どんどん育っていくね。おめでとう。また一歩。
いつまで上映してくれるかな〜まだ消化しないといけない前売り券があるので、せっせと見に行きたいと思います。


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夢が急激にリアルになって、変わってしまった海斗を視ていたら、新しく知った価値観がそれまでの価値を大きく変えてしまうことがあるっていうことを考えました。
アタマにしか興味がないと海斗は言ったけど、それまではきっと、相手が誰であっても、強ければ戦いは楽しかったんじゃないかなって、そういう描写があるわけじゃないから、妄想に過ぎないけど(それ言ったら全ての意見が以下略)。楽しかった喧嘩に、明確に目的ができた時、海斗さんにとっての普段の喧嘩はどういう風に色を変えたのだろう。
例えばこの手に持った価値のある紙切れが別の世界では全くの価値がなくなることがあるように、視点が上を向いたことで変わった価値が、あったりしたのかな。それは、友達、が仲間に変わる瞬間であったり、仲間がライバルに変わる瞬間だったり、なんでもいいんだけど。なんでもない時間が色褪せることが、あったのかなあ、と。




トップになれって言われて、多分、それまで漠然としていたデビューって言葉が色づいてそれ以降を変えたことを、重ねて見た。新しい価値観を知ったことで、きっと失われた価値のこととか。そういうこと。そこで笑ってる、そこで踊ってる、その事実だけで無償の価値があった頃に、自分が戻りたいのか、戻りたくないのか。
きっとそういうのも、自分で見つけるべきことなんだろうなあ。


ということで、しばらく、感情と感覚と生活の立て直しをはかるべく、いろいろとおやすみ。