4/28 ソワレ@日生劇場

☆岩本ひかるくん19歳記念あんけーとやってます☆
ちょっと見てないだけでここまで変わるのか。帰り道、何度も立ち止まって叫びだしたくなった。出さないと破裂するくらい、胸がいっぱいでした。
はあ、どう言葉にしていいやら。
とりあえず次の観劇前に覚書。ざっくりと。二幕もっといろんなシーンについて言及したかったんだけど時間切れ…。

おーばちゅあ

A列前にしゃがんだ体制から立ち上がる一連の流れが好き。立ち上がるときにも段階がない。あんなきれいな立ち方、誰にでもできることじゃない。挙げた手を見てる時の目がすごく透き通ってる感じがして、いい目だなあと思った。
舞台袖に向かう時の歩き方がすごく落ち着いたなーと思って。歩き方ひとつとっても、初日とは全然ちがう。

春の踊り

そいや!のときのおくちがとてもとてもかわいい〜〜〜><ここいつも表情豊かで見ててすごく楽しい。
舞台奥でのけぞるときに、胸の上に置かれた手があまりにも好きすぎてしんどかった。

いにしえ

もう\(^o^)/好きばっかりでもう\(^o^)/好きしかない\(^o^)/イヤッホー
いにしえ、どんどん洗練されていくね。こないだ見たのがいちばん好きだと思ったのに。こんなにせつないいにしえは初めて見た。
両手を伸ばしてしなるときに、歯を食いしばってるの見て。考えることはあったけれど目の前の美しさが全てだなと思って、見ることに没頭した。

口上

「こう見えても18歳。かっこわら、岩本ひかる」
(笑) わもとひかる、なのか、(ワラ 岩本ひかる、なのか判断に困るじこしょーかいですねかっこわらいわも(ry (おやくそく)
前者だったらよくかんがえたな〜と思うけど、後者だったら普段のめーる想像してめっちゃもえる><ひかるくん普段どんなめーるしますか><デコメ使いますか><><はやくじゃにうぇぶ連載かもん><
てか前者だったら読点を挟まなければいいんじゃないかと思うんだよね〜。かっこわらいわもとひかるってそのまま流して言えばいいんじゃないか的な。
口上、自分の番がくるまでずっとくちもごもご動かしながら練習してるのかわいい。目が上むいてるのもかわいい。ひかるくんかわいい。

忠臣蔵

す、っごくよかった。
なんだろ、全然うまくいえないんだけど、ひかるくんの吉良がひかるくんの実年齢に近づいた感じ。ひかるくんの、吉良だった。すごくすごくよかった。それ以外言えない。
内匠頭が捕らわれてすぐ、前に跳んで切腹を命じる時の跳躍とそのあとの台詞がすごく好きだった。激情の表現。額を斬られた時の仰け反り方もすごく好きだなー。ほんとうに、ひかるくんの吉良は美しいねえ。
せりが下がっていくときに、拍手が起こるたびに胸がいっぱいになります。ひかるくんと阿部くんふたりしかいないシーンで拍手が起こるんだよ。ひかるくんが終わらせるシーンで拍手が起きるんだよ。すごいことだよ。

りべんじゃー

ピンスポは、まいけるぽーずとバク宙。バク宙やるまえピンスポ位置から半分くらいずらしてシフトやってたんだね!シフトで反動つけてるのか〜〜〜すごい。ダブルシフトだったかシフトだったかよく見えてないのがほんと残念…。
さまようひかりもとめるときの反らした喉が好きだなあ。

白塗り

着物持って一瞬ぼーぜんとしてたけどどうしたのかしら。
全員エガちゃんやるところでいわふか向かい合ってエガちゃんやってたのちょう〜かわいかった〜。そのあと全員殺陣でやられるところも、ふたりでごろんしてるのちょうかわいい…。ふっか起き上がってからひかるくんが甘えたちゃんなのもかわいい。

二幕

秀郷様が、将門を諭すシーンで、びっくりして息を飲んだ。
完成されてるなんてものじゃなかった。もう、そのものだった。
ずっとひかるくんの秀郷が完成された感じがしなくて、納得がいってなかったんだけど、そういうの全部忘れた。溶けて流れていってしまった。
一幕の時から、たまにひかるくんの意識がふっと遠くにいってる感じがして。気持ち的にすごく陰に入ってるんじゃないかなって思ってしんどかったんだけど、ここに繋がってたのかなって思うくらい。
わたしには将門の正義はわからないし、将門が善人なのか悪人なのかもわからないけど(決められない、といったほうが正しいのかな)。秀郷は、本当に将門を信じてるんだなって思って。信じるっていうことは、こんなにも気高いものかと思った。
秀郷が最期を迎えるシーンで、出てきた時からあまりにも凛としていて。あまりにも毅然としていて。ただただ、気高くて。泣くしかなかった。あんな存在感。いつの間に。
歩いて来る時から、秀郷の決意が見えていて。ものすごく眩しかった。
あのシーンでいつも、秀郷を捕らえている人たちが見えない力で蹴散らされるのが好きで。秀郷の決意を、神が守る瞬間。
私のために命を捨てるでない、って叫ぶところで、忙しなく右手の指が動いていて、いまこのひとの体を、決意を、支えているものの危うさを思ってなんて脆そうでなんて美しいのだろうと思った。
将門の戸惑いや迷い全てを飲み込むみたいに、本望だ、って言った台詞があまりにも優しく全てを受け入れていて、糸が切れるように秀郷様の体が床について、それはあまりにも悲しく美しいシーンで、漏れそうになる嗚咽を必死で抑えた。
周りからも鼻をすする音があちこちから聞こえていて、すごいことだと思った。
秀郷を演じるのがひかるくんでよかった。本当に素晴らしい秀郷になったと思う。本当に、この役もらえてよかったね。本当に、よかったねえ。
最後の台詞もすごくよかったなあ。立つだけでも意志が見える。

WITH LOVE

ひかるくんのうぃずらぶの笑顔は、どんどんやさしい笑顔になっていくなあって思う。ほんとう、春が来るみたいに笑う。
肩を組むところで、確かめるみたいに笑うところがすごく好きだなあ。人に触れると安心するみたいにしてるから、この舞台の間中、ずっとひとりを抱えてるのかな。しんどくありませんように。
最後、幕が降りたあと、ひときわ大きく聞こえてきたよーいやさーの声と、沸き上がった拍手と歓声に、ばかだなあ、もうすぐ終わるのに、もっと愛着もってどうするんだって思うと声を出して笑いそうになりながらも眼の奥が熱くなってしかたがなかった。
諸行無常、かあ。
移りゆくけれど。
人は尊い存在ではないけれど、本当に尊いものを知っていて残そうと努力できるのが人だから。
その時間が尊いと知っていて何かを残そうと思える人が、私は好きなんだなあと思いました。かっこわら、ってもういいねこのネタw
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