01/21 マチネ@帝国劇場

めもめも。


Brand New Year

今回上手でばっかり入ってるからここのいわふか絡みが毎回見られず…。今日はふっかがあたまで思いっきり頭突きしてるようなところだけ見えたんだけど(笑)、いわふかかわいいねえ。

SHOW

下手でのなべぴかほっぺたつーんがなくなっていた。渡辺がひかるくんのほう見てびっくり!っていう流れは残ってたんだけど、特に私が見る限りひかるくん何もしてなかったような〜。
階段の上にのぼったあとの、沈む深さにいつもびっくりする。丁寧に踊ってるのが見られるのは嬉しい。

愛・革命

ここだっけかな?スモークがもくもく出てきたときに、顔しかめてけほってしてた顔がかわいすぎた…。

一幕の台詞のはなし

全体的に、一幕は感情が前に出すぎて急いてた感じ。こんなに早く喋ってたっけな〜?って思いながら見てたら、案の定、下の船着場に〜のところで声うわずっちゃって、ほら見ろ〜;って思ったなんてひみつひみつ。
でもなんか、多分、こうなっちゃうってことは、またいつもと違う顔が見られる気がするって思ってたらやっぱり間違いなかった。

一幕の演技のはなし

ヒデアキが高いところから落ちたときに、ひかるくんがあからさまに顔を背けたのだよね。ずっとそれが、ひっかかっていて。自分の中でひとつ仮説としてあるものはあるけど、ちょっと確信がない。
ひかるくんは今回、ふたつの顔を持ってるから、大変そうだなあ。感情の持っていきどころが選べるほど、器用でもタフでも、ないだろうに。

組曲

いやあ、すごかった。ちょっと震えが、止まらないくらい、すごかった。動作のひとつひとつが力みすぎててちょっと急いてるかなあって思うところもあったけど、気合が入ると急くのはいつものはなし(笑)。
上手から下手に移動する時に、暗くて一瞬だったけど、カポエラの、ピルリットかな?っぽい感じの大きな技をやっていて、すごいなって鳥肌たった。どれだけ回を重ねても、よくなろうとするところが本当にすごい。どこまでいっちゃうんだろう。どこまでついていけるだろう。
でも、あの背中にだったらきっと全部預けられるし、あの背中にだったら迷わずついていける。
あとひさしぶりに、群舞でひかるくんが独りになった気がした。ひかるくんって柔らかくて、優しいけど、圧倒的に周りに溶け込むことがない人なのかなって思った。特別に何かをアピールするわけではないけど、溶け込むこともない。たまにふっと独りに見える。
独りに見える瞬間が好きなんだよなー。いつもひかるくんしかフレームインさせてないって話は置いといてください(笑)。

ジジイがDANCE

ゆうまくんとらぶらぶしたあと、みやちゃんとこいって小芝居したあとに、おばあちゃんたちみんなでカズキヨたちの周りに集まって蹴散らされるところ(説明へただなw)のあらまーって顔のひかるばあがかわいすぎてつらいいいいいいいいいいいいいいいいいひかるおばあちゃん何百回見てもかわいすぎるからもうどうしたらいいのかいつも困る…。

100年ロマンス

今日の恋物語は、はーとまーく作ったあと上に放り投げてぱくっと食べて飲み込んでました。そのあとの、ふわって笑った顔がもうほんっとおおおおおおおおおおおおおおおおにかわいくて!階段で、さいしょ中央向いて踊るときの、相手はとっつーかな?を見てるときの笑顔もほんとにかわいい。
あとこれずっと書き忘れてたんだけど、駆け抜けて♪のところで片腕を手で階段みたいにのぼってくところが好きだなっていつも思う。駆け抜けるって、ひかるくんにとっては上っていくことなんだなあって思うと、うれしい。
ここで歯を見せて笑ってる顔がほんとうに晴れやかで、こんな顔して笑うようになったんだなあって感慨深い気持ち。
そしてちびが登場した後に、みじゅくんがひかるくんの前で踊って後ろに下がっていく時にひかるくんがみじゅくんの後ろで手を来い来いって引き寄せるみたいに動かしてるの初めて知って脳みそがパーンした\(^o^)/昼入らないとここ観られないんだよね(;∀;)あとマチネとかちょっとしか公演ないがな(;∀;)

二幕台詞のはなし

不安そうだった。何でこんなに不安そうな目をしてるんだろうってずっと思って見てた。
迷いがあるみたいな、とにかく不安な目をしていた。話している他人の方に視線がふるっと揺れるたびに、迷うように水分が震える気がした。
斬りたくないのかな、と思って。それでも斬らないといけなくて。それは正義のためで。でもその正義もあやふやで。それが正しいのかもわからなくて。これでいいのかなって、そういう目。
一幕の、顔を背けたひかるくんを見て、ああこのひとは、命を賭けるヒデアキを見て、その人の正義に気付いてしまったのではないだろうかと思った。命を賭して国を守ろうとする気持ちを、あれだけ民と国を大事に思う人が、理解できないわけがなく。それはもう理屈じゃなく本能的に、傾いてしまったのだろうか、そちらの正義に、って。自分の気持ちが引っ張られて、引きずられてしまったのかな、って思った。
話してる間、ずっと自分の持つ剣の尖った鉤の部分を階段の手すりにひっかけていて、それを何かを考えるように小さく揺らしたり眺めたりしていて、去年の手すりにかかった手がとても好きだったことを思い出したりして。
ひかるくんが笑って、ひゅ、って剣が風を切って、背中を向けて消えていくとき。すべての迷いが消えるから、あの剣が風を切る瞬間がものすごく好きだなあと思う。
ひゅ、っていう音が聞こえてきたのが嬉しかったなー。やっぱり、ダンスは後ろで見たいけど演技は前で見たいな〜〜〜どうして私の体ふたつないのかしら。

殺陣

このときにアメピン外してくるところはすごくいいなと思うし、ひかるくんらしいなと思うし、好きなところです。殺陣の時に、顔を上げて髪の水が散る瞬間がほんとにほんとにほんとーに好き。手で髪を払うんじゃなくて、勢いよく顔を上げて、水がぱらって散る時の顔がほんとうにかっこいい。
やっぱり死ぬところはつらいね。でも、かっこいい。
地面に頭をつけることなく消えるのは、恐らくプライドが高いだろう人の最後として、とても素敵な用意のされ方だな、と思う。

僕のカケラ

この日は、ヒデアキがどんな顔をして倒れるのかを観察してみました。
そしたら、なんていえばいいのか、死ぬことに対してものすごく、悔いみたいなものが見えて。わたしはもっと、このときのヒデアキは、安らかな顔をしているだろうと思っていて。海を眺めて、静かに生きたかったひとが、その王の証を譲る時、それは安らかな顔だろうと。
でも、全然違って、とにかく悔しそうな顔をしていて、それは傷の痛みや死ぬ恐怖ではないように見えて。ユウマを置いていくことがつらい、っていう顔をしているように見えました。ユウマが統べる国を見ることがヒデアキの夢で、それは叶わないし、そのユウマの支えになれないことが、痛いというような。
そのあとに、山本が出てきて、山本を見ていたら、ヒデアキと同じ顔を、していて。
ああそういうことなんだ、と、思った。
ヒデアキはユウマのために痛みを背負い、ユウマはヒデアキの痛みを思って絶望するのだと。
だからあんなにも、あのひかるくんのユウマは悲しく、せつなく、誇り高いのだと。
ひかるくんが、最初にうずくまったときに、地面にこつん、とぶつけられた頭を見たときに、どうしようもないくらいの諦めとか悲しみとかやるせなさとかが一気に伝わってきて。ああこのひとはこれをすべて抱えて王になるのだ、と思った。
誰かを想って、誰かのために、発される悲しみを、あんなにも凛々しく表現できる人が、わたしの担当でよかった。

カーテンコール

出てきたときに、盛大に髪の毛がはねてて(笑)、あんなに髪型気にするのにねえ、はねたまま出てきたくらい余裕ない出番あたえられてるんだなって思うと、嬉しくて仕方なくてかわいくて仕方なかった。
最後はいつのまにか前後開脚するバク転に変わったけど、あれがフラッシュ?スワンとの違いがわからないけど〜あれだけ長い足でよくやるなーとか思いながら。
最後の顔は本当にいつもとてもおさなくてあどけないように見えて。最後になって「ひかるくん」が帰ってきた気持ちになって、あー好きだなーと思って終わるあの瞬間がとてもしあわせ。