9/28 マチネ・ソワレ@帝国劇場

改めまして、DREAM BOYS千穐楽、無事に閉幕ということでおめでとうございます。お疲れ様でした。
去年はただただ大きくなる役割についていけるかどうか不安で仕方がなく、やりきった時にはその感慨に涙が出たし「やりこなした」ことに感動するばかりだったけれど。今年は、初日の時点で己がやる役を掴み切って、公演を重ねるごとに新しい面が見られることを心強く思いました。
あの時は、見ているだけで精一杯で、イワモトっていう人を見る余裕もないくらいその中にいる岩本くんのことを思って涙したし特別な1ヶ月を過ごしたんだけど。今年は、純粋に岩本くんが演じているイワモトの想いや動向に目を凝らすことができて、単純に見える役を楽しむことができてすごく嬉しかったです。あのときは、見るたびに痩せていく姿が怖くて仕方がなかったし、大きなものに飲み込まれていく姿を見逃さないように必死で何かを感じる暇すらなかったけれど。あのときは精一杯手を伸ばしても抱えきれないと思ったものを、今度はその身に飲み込んでしまうくらい、大きな存在になったなー、と…。
あの時はひかるくんも「結果を残す」ってことに精一杯だったんじゃないかなあって思うんだけど、今年はそれなりに余裕も生まれて、舞台自体を楽しんでる感じしてこちらもすごく楽しめました。
代々木の「お前らすごいことにしてやるから!」から始まって、国立競技場の空の下で声響かせて、沖縄の涙と笑顔があって、舞台の幕が開けて、自分の言葉で夢を口にして、少しの間にたくさんのことがあった夏でした。「またね」って言葉を残して別れていっても確かな、この夏だけは君と共に!
ということで今更ながら昼夜のメモを〜!マチソワごっちゃにするの好きじゃないんだけどさすがにもう個別に覚えてないヽ(´o`; そして千穐楽の日に散々おともだちズと語ってアウトプット完了してしまったので特に話すこともない…。
ナオキ役は昼夜ともに井上くん。





ベイサイドクラブ

キーボードを弾く岸くんが乗っている台を運ぶ役をずっとやっていたのだけど、いつも、運ぶちょっと前に手をかけて、押し始める時に手首の骨がぼこっと出るのが好きで。その場面が近づくたびにわくわくしていました。
この日は、押し始めるちょっと前に、ひかるくんが、自分の心臓を叩いた。気合いを入れようとしたのか、痛みを感じたのか、理由はわからないけど、どんって叩いた。
なんだか知らないけど、すごくぐっときて、これがこの日いちばんつよく心に残った記憶。
上手に移動して、台にあがったあとは昼夜とも親指を立ててちょっと笑いながら渡辺を待って、渡辺が来たら衣装の背中のところをちょちょっと引っ張ってなおしてあげてた。なーべーぴーかー( ;∀;)
暗闇のいわふかは、昼夜ともに最初はふたりとも同じ方向を向いてじーっとステージ中央を見たあと(この角度とか見方とかいろんなものがほんと似ててものっすごい双子だった…)、ひかるくんがふっかの肩に手を回して引き寄せて、2回ぽんぽんっと叩いて離れていた。カップルか!(あまりにも言葉がなさすぎてド直球のツッコミを…)
このシーン、夜、すごく視線が強いなーって思った。千賀を見る演技、宮田を見る演技、射抜くみたいな目をしていた。全部、その目でひとつも取りこぼさないように。終盤に入ってあんな演技するなんてなあ。
呼び捨てのくだり。

亀「あいつは呼んでそうだけどな」
玉「よーしみんな練習はじめるぞー!」
(すのちゃんたち撮影スタッフの真似をし始める)
玉「あれ、いまオレ撮ってるのどれ?1カメ?2カメ?あ………カメ」
ってここなにこんな下りができたこと全然知らなかったっていうかカメラ構えるスタッフさんなすのちゃんたちかわいい音声さんなひかるくん超絶かわいいいいいいいいいいいいいいいい。・°°・(>_<)・°°・。えあー集音器でもそんなにかわいいなんてひかるくん音声さんに転職したらせかいいちかわいい音声さんだね。・°°・(>_<)・°°・。

亀「あいつは呼んでそうだけどな」
玉「はいみんな集合写真撮るよ〜!」
(すのちゃんたちこちゃっと集まってポーズとる)
玉「はいチーズ!ちょっと見る?………デジカメ」
すの「チャンプ!」「最高」「かっこいい」「いけめん」「イカす」「日本一!」
ヨイショwwwwwwwwwwwwwwwwwwわろたwwwwwwwwwwwwwwwwww
こちゃっと集まった時にきゅるんきゅるんぴーすするひかるくん超絶かわいかったんだけどおおおおおおおおおおおおおおおお。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。てかここ後半も後半になってすのちゃんたちのかわいいの見れて嬉しかったなあ。09のドリボ思い出した。(真琴さんが、戦績聞くシーンですのちゃんたちが7戦ですって答えるシーンがあったんだけど、後半にいくにつれヲタ芸やったり武富士やったりアドリブが増えていったやつ)

スタジオ

初日に、去年のイワモトとは違うなあって思ったいちばん最初はここだった。
わたしは去年のイワモトが、撮影現場のセットの柱を触って、上を珍しそうに見るカオが好きだった。唯一、イワモトが「普通のオトコノコ」のカオをする瞬間だったから。ずっとボクシング一筋で映画の撮影現場なんて見たことない(であろう)イワモトが、こんな風になってるんだって一瞬カオを輝かすのが好きだった。
でも今年は、やらなくなって、ああ今年のイワモトはそういう外の世界に興味を持ったり夢見たりすることもない子なんだな、最初から普通の子ではないのかもって思って、せつないなあって思った。
この日は昼夜とも、下を指差して笑わなくなってたね。誰のことも見下してはいなかったなあ。ただ、どうでもよさそうだった。映画のことも、カズヤのことも。ボクシング以外のことは、本当にどうでもよかったのかも。
しかし最初から最後までやおさんの「口出しをするな!」がほんとにほんとに好きであった〜〜〜。いつも声しか聞こえないから(わたしが見てないだけ)、最初はやおさんじゃなくてじゃっくさんなのかなって思うくらい、強い声だったなあ。あんな細いからだからよくあの声が出る。
みんながハケるとき、宮田がぶつかりかけたのを何度も手で払ってたのがすごく嫌な感じだったな〜!「どこ見てんだ」はやっぱりあの時だけのアドリブだったんだね。すごい。
ここのいわふか劇場は、昼夜とも手を握り合ってお互い押し合い?というか前に向かって力を入れる、みたいなことしてて、ふたりとも手を握ったまま微動だにしないからまじなんの意味があるのかと…。いわふか好きだけどかわいいけど打ち合いするわけじゃないなら絡む意味はよくわからないし自己満足でしかないなら一生懸命演じてる人たちに失礼だと思うから前半の方が好きだったよ?と言っておく(・ε・) ナオキが来るまでの間せっかくフリーで自分たちにしかできない表現ができるんだから、ジムでのイワモトとフカサワの関係性がちょっとでも読み取れるようなものが観られたらよかったな〜ってわがまま。
「ナオキ、病院に戻ろう」って言いながら、チャンプの方を見る目がすごく好きだったなあ。不安そうで、でもちょっとだけ不満そうでもあって。

ジム

ひとりひとりの相手をする時に、今まで以上にすっごく苛立ってた。何に対する苛立ちなんだろう〜?ってずっと考えてて、イワモトは本当に早く仲間たちに成長してほしいと思ってるんだなあって思ってたんだけど、でもその成長を願う理由って何よ?って思ってたんだけど。スタジオのシーンから続いてると考えると、また違う目でも観られるかなって思った。
ナオキに接するチャンプは本当に優しくて、何も知らないナオキが知ったような口を聞いても反論もしなければ言い訳もしなくて(個人的に、ここがいちばん今年のチャンプの愛せるところ)、イワモトはそれに対してちょっと不満(というかしこりというか)を残したまま試合までの日々を過ごしたのかなーって。
ちょっとため息をついたり、苦い表情をしたり、表情がくるくる変わるの見てて楽しかったな。初日、ここがいちばんジムでのイワモトの立場が見える演技だから好きって思ったんだけど、見るたびに違ってて面白かった。
「もっと根性を出せ、しっかり相手の目を見ろ!」の台詞が、途中から全く違う言い方になったのもすごかったなー!全部声張り上げてたのが、前半は声を抑えて、後半から爆発させたのが。ちゃんと感情が入ってるんだなあって、イワモトの熱さが伝わってきてくるしくなった。
しかし渡辺くんが転がって足放り出してたから岩本くんの肩に思いっきりあたったんですけど…(笑)。どんどんふかいわなべの距離が縮まるの面白かった。ぎゅうっとなってるのかわいいね。
ここ、みんなの戦う理由が語られる中で、イワモトの理由は語られないんだよね。イワモトは理由も夢も語らない。イワモトに夢はあったのかな。戦いの中に見いだせる理由はあったのかな。
それともやっぱり、イワモトにはチャンプしかなかったのかな。
だとしたらすごくせつないけど。すごく透明だなと思う。

のっくだうん

最初は高く跳躍して回し蹴り。いつもここがいちばんわくわくしたな〜〜〜足長いの最高かっこいい(*´ω`*)
両手でおさえつける振りのあとの方向変換で口元に手やってるのもかっこよかった。転調してからの戦い続ける〜♪のあとの間奏が回を増すごとにひどいことになってたのは目をつぶりたい…けど…つぶってる場合じゃないね…ほんとちょっと目を離すとすぐ大人になっちゃう…♪
いつのまにあんなに腰回せるようになったんだっけ〜ってぼやーっと見てたけど、やっぱりそのあと股間つかむのデフォになっててしくしく(´pωq`)つかむまではいいんだけどあれだけのスタンスとって足開いたあとに手を滑り込ませて下から持ち上げるみたいにつかむのはひどすぎると思いますしくしく(´pωq`)
女性ダンサーさんと目も合わせられなかったひーくんももう19歳なんですね…(とおいめ)

試合

昼公演は、チャンピオンベルト持って歩いてる途中でうすく笑った。夜公演は笑わなかったと思うけど、如何せん両部とも上手で見てたからわたしのほうからカオ見えなくなったあとに笑ってたのかな。己の自尊心の拠り所が、歓声を、視線を一気に集めていることに恍惚としたみたいな、笑い方。
わたしいつも、ここを見るたびに、イワモトっていう人に観察者としての自分を重ねてしまう。去年のイワモトはどちらかというと「チャンプ(っていう人にも、立場にも)になりたい人」だったかなって思うんだけど、今年のイワモトはチャンプになりたい人ではないなあと思う。チャンプっていう人の生き方が、チャンプっていう人の在り方が、自分にとって誇りであるっていう、ひと。誰かの生き方を認めているという事実が自分の誇りに変わることがあるって、それはとても、よく解るなあ。
相変わらず、試合の途中は戦局が変わるまで全然動かずに見てた。偶に「うぇーい」って眼と口がひゅっと動く以外は、黙って見上げてたなあ。イワモトの信頼は、驚くほどに揺らがないね。
「おい!チャンプ、しっかりしてくれよ!おい!」の声が、刺さるくらい悲痛だった。ほんとに痛々しかった。2回めの呼びかけがほんとに、懇願に近かった。
そして、チャンプはあんなに悲痛に叫ぶイワモトの声にどうして応えてくれないのおおおおおおおおおおおおおおお( ;∀;)まじでもうおまえいい加減にしろよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお( ;∀;)(わたし今年のどりぼ見てる間ずっとこのテンションだった…)
チャンプがナオキに「ナオキ、カズヤを恨むなよ」って言う時、おなじタイミングでイワモトがカズヤを睨むんだよね。やっぱりあの言葉は、イワモトには届いてなかったんだなあ。ナオキにしか届かない。ナオキしか見てない。
チャンプが何もしてくれないから、ジムの中で責任とか全部負ってたイワモトの気持ちの方向性は、この時から、どことも交わってなかったんだなあって悲しくなる。あの強い真っ直ぐな視線を正面から据える相手が誰もいなかったことが、せつなくてつらい。
去年のイワモトは孤独だったと思うけど、今年のイワモトは孤独を選んでて、でも選ぶ前に独りじゃなかったかっていえばやっぱり独りだったのかなって思う。
そうそう、ここのナオキが、金田版と瑞稀版で全然解釈が違ってて面白かった。井上ナオキはずっと立ち尽くしてリングを見てるんだけど、金田ナオキはリングの外でチャンプの真似してシャドーボクシングしてるんだよね。井上ナオキは、きっとチャンプが入院して、その先を知るまで本当にボクシングのことは嫌いなんだと思う。自分から兄を引き剥がしたボクシング。兄を変えてしまったボクシング。金田ナオキは、口では色々言いながらほんとはボクシングが好きなんだよね。
わたしは、立ち尽くす瑞稀と緊張したカオしてる咲穂さんの並びが、ああここで隣にいるナオキの母だと自らを名乗れないことはどれだけせつないことなんだろうって思って好きだったので瑞稀のほうが好きだけど、よーせーさんの解釈はナオキっていう人物の解釈としても斬新だったからすごいなと思う。

ちけっとこんと

マチネ

マ「ちょっと、ベイビー!どこから入ってきたの」
ひ「うるせーな俺は人探してんだ席なんかねーよ!そしてベイビーってなんだよ!」
ベイビー?!って客席がざわっとしたの面白かったなw 去年に比べて、マダムも積極的にアドリブ言うようになったというかイワモトとの年の差カップルネタを楽しんでる感じがしてきて嬉しかった(*´∀`*)
マ「ここはチケットがないと入れないのよ、チケット出して!」
ひ「わかったよ!待ってよ!待って!もう探すよ探す(ぶちぶち)。もう待っててば(ぶちぶち)。ベイビーじゃないよもう(ぶちぶち)(ごそごそ)」
もうううううううううううううううううううううううううう\(^o^)/パーン かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいおええええええええええええええええええええええベイビーちぁあああああああああああああああああああああああああああん
そしてビスケット、カセットと渡したあと、座りなさい!って言われてでっぱりにちょこーんと正座する岩本くんなにあのきせき…。帝国劇場に妖精がいるって噂ほんとだったんですね?!(※そんな噂はありません) 正座してきょとんする岩本くんかわいすぎるからつらい。ほんとにつらい。
そして去り際に、「はじめてだよ、こんなに誰かを好きになるなんて」で、ダッシュ〜。後ろ向いて走り去る時に襟なおしてえへへって顔するの反則。

ソワレ

マ「ちょっと、ヘイ!ヘイベイビー!どこから入ってきたの」
ひ「うるせーな俺は人探してんだ席なんかねーよ!しかもヘイベイビーってなんなんだよ!」
よくがんばってわんぶれすで言えましたね( ;∀;)
マ「ここはチケットがないと入れないのよ!」
ひ「チケットなんか持ってません!」
手すぱーん!って出して持ってませんなひかるくんかわいいよう…
マ「なに言ってるのあるはずよ!探して!」
ひ「待って探すから、待ってよ」
ってぐちゃぐちゃなったときにポッケからロケット出したんだけどロケットおっきいから出すのに時間かかって(笑)、そのあとはい!って自信満々に出したらマダムがロケット取り上げる時に部品がwwww取れてwwwww
「取れちゃったよ?!」ってなるひかるくんかわいいみえええええええええええん( ;∀;)てかロケット久しぶりに出たよね、私ロケット見たの初めてだった。結局、ビスケット、カスタネット、カセット、助っ人、ロケットってパターンはほとんど観れたのかな〜あと何かありましたっけ。
で、去り際に「もう耐えらんないよ…そろそろ受け止めて?オレの気持ち」。
受け止めて、の前後に歓声が上がって聞こえなかったんだけど、早く受け止めて、だったかもしれないし、この気持ち、だったかもしれない。
対マダムといい対チャンプといいイワモトが片想いのブロすぎてつらい。・°°・(>_<)・°°・。想うのも想われるのも一方通行が似合うオトコでつらい。・°°・(>_<)・°°・。

キューブ

「心配すんな」で、フカサワの方を一切見なかった。びっくりした。初日は、あんなに優しく、労るみたいに声をかけたのに。
初日は、最後の理性だと思ってた。ここがイワモトっていう人の最後の理性。でも、次に見た時にはもう違ってた。次見た時にはもう、ナイフを出すまで、イワモトは理性的だったし、冷静だったと思う。冷静さを全部、熱さで覆い隠してたけど、暴走なんてしてなかったし、カズヤに会うまで爆発もしなかった。抑えこんでたのか、そもそも実態のないものを抑えこんでるフリをしていたのかはわからないけど。演じる人がふたりいるな、と思った。仲間たちに、暴走してみせるイワモトと、それを演じるひかるくん。
どうしてフカサワの方を見なくなったんだろう、って思ってたんだけど、友人ズでお疲れ様会やった時にその話をしたら「見れないんだよ」って言われてすっごく納得したというか腑に落ちた。
危ないことしようとしてるから、カオが見れない。
だとしたら、どれだけ深い信頼関係なんだろうって思って涙がでる。カオ見たら、決心が挫けるとか、カオ見たら、きっとわかってしまうとか、カオ見たら、話してしまいそうとか、きっといろいろ、そういうこと。意識的にやったのか、無意識なのかはわからないけど、せつないってことだけすごくわかるから、そういう演技をしてることがすごいなあって思うし嬉しい。
何かを飲み込むみたいな顔したフカサワを視てたら、カオなんて見なくてもわかっただろうなあと思った。肩に触れた手は、それを語るには十分だっただろう。

ろすまい

アッサンブレで跳んでたのはほんとに中盤だけだったなあ…後半も好きだったけど( ´-`)中盤がいちばんバレエっぽい動きだったね。繰り返すようだけどどっちも好きです。
ピンスポあたる位置に移動する時に、後ろ向きに摺り足で移動するのがすごくすごく好きだったなー。ひかるくんの足って、ほんとにほんとに摩擦を感じさせない。どうなってるんだろう。
あと、指揮棒くるくるするとき背中に当てられた手の甲が好きだったなあって思う。
この日の夜公演はハケる時にジュテで跳んでたと思う。思うけど自信ない…。

バンジー

最後まで不安そうだったなあ。何がどうしてここはこうなんだろうね?って岩本くんのふぁんと話したけど、振り付けが嫌なのか衣装が嫌なのかよくわからんっていう話にしかならなかった\(^o^)/www
でもなんとなく、最後の最後に思ったんだけど。ここの整然としたダンスは何を表現してるんだろう?
そもそもこの一連のシーンは、カズヤが逃亡先として選んだサーカス小屋の中っていう設定なんだと思うんだけど(マダムが仮面をつけたピエロとして生きていく道をカズヤに示したってことだよね?隠れていられるように。って考えるとイワモトが登場してくる時カオ丸出しで女性ダンサーにおつかれー!って言ってる流れがおかしくなるけど。w)、バンジーのカズヤはあくまでも独りであって、ひかるくんたちが担ってる表現はサーカス小屋の人たちではなくカズヤの心情じゃないのかなーって。
だとしたら、美しくある必要はないし。整っている必要もないのかなって。
どこまでも岩本くんにいい方向にしか考えられないおたくですみません\(^o^)/岩本くん大好きです\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/(…)

一幕エンディング

「このやろう!」って、明らかにカズヤを指して言ってたね。
なんかもう、全部こわれてしまえばいいみたいじゃなかったね。貴様って叫ぶのも、このやろうって叫ぶのも、目の前にあるもの、自分さえも全部壊れたらいいみたいに言ってたけど、最後まで理性的だったね。最初と最後で、こんなにも違うもの魅せてもらえるんだなあ。感動した。
このシーン、ほかのみんなが何かを言う時にフカサワは何も言わないんだけど。全部わかってたし、知ってたからかもなーって思いました。
やろうとしてること、止められないこと、止まらないこと、イワモトの気持ち、想い、いろんなこと。
イワモトのことを心配するでもなく。カズヤを責めるでもなく。ただイワモトの痛みを受け入れてるなーと思ったかなあ。ちなみにわたしイワモトとフカサワとサクマ(の手)しか視界に入ってないので他の人たちがどんな表情をしていたのかとても気になるのですが(^o^)特にカズヤ(^o^)(…)
夜はやらなかったけど、昼公演で、イワモトの頭に優しくそっと置かれた手を見て。
はんざいしゃにね、ならなくて済んだんだよ、って思った。君たちのリーダーは、人刺さなくて済んだよ。って。
血糊がカオについちゃった日もあるって聞いて、わたしその日に入れなかったから非常に残念なのだけど(´・ω・`)(…)、昼かなあ、刺された時に、うずくまってうめいてる時に、割とこの刺され方でもいつも、きちんと血がなるべく飛ぶようにとか意識してるんだろうなあって思いました。
このシーン好きだったなあ。そういえば、ナイフ取り出した時わらってなかったね。わらうときとわらわないときがあったみたいなんだけど、個人的な解釈としては、ほんとは笑うって決めてて、気持ちが前に出すぎた時は決めたことを忘れちゃうのかなって思った。決めたことがある岩本くんのこと大好きだけど、そういう風に没頭する時は、生身の岩本くんが見られるみたいで、ちょっと嬉しいなと思う。

ばっどり

スクリーンにずっと影が映ってるのが好きでした。ひかるくんが後ろを向くところがあるから、その時にひかるくんが自分の影と向き合うんだよね。その演出が震え上がるくらい好きだと思った。踊るたびに、影がついてくるのが素晴らしい。決して抗えない、自分の後に必ずあるもの。

病室

後半くらいからかなあ。ナオキが、グローブを握りしめて、涙声になるようになってて。みじゅくんの「にいちゃんもね」の声、すごくすごくよかったんだよね。公園のシーンもそうだけど、見るたびに堂々としていく姿が頼もしくも寂しくもあって、ほんとに私が想像してたより何倍も完璧なナオキだった。
夢見ててよかったなあって心から思ったし、私が見てた夢に間違いがなくて嬉しかった。素敵な演技見せてくれてありがとう。かっこよかったよ。

ランブル

ナオキの手術成功したって、って聞いた時の、ほっとしたカオがすごく好きだなー。チャンプの死、って言葉にはやっぱり笑えないんだと思ったけど。
あーそういえばここでのフカサワをいっかいも見れなかったわ…。いわふか厨失格ですね…ファッションいわふか厨でした…。

フィナーレ

玉森さんのフライング補助、最後までちゃんとできてよかったー。ぽんぽんって背中叩くのがすごく頼もしくて泣いた初日がもうなつかしいです。しかしフックつけるいわふかまじで夫婦やったね…。
ところで、最後にチャンプが「先輩、ナオキをよろしくお願いします。ヒカル、みんなを頼んだぞ。ナオキ、夢に向かって頑張れよ」(ところどころ曖昧だけど)っていうんだけど、やっぱり最後までイワモトのことを気にしてくれてなくてきいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいってなりました(…)。
チャンプがカズヤのことばっかり見て何もしてくれない時にジムを守ってたのもみんなを成長させてたのもジムのことを想ってたのも全部イワモトなんだからねええええええええええええええええええ><!!!!チャンプが何もしてくれないから自分たちがしっかりするしかなかったし、ナオキの面倒だって見てこれからだってナオキのこと守っていくのはジムのみんななんだよ!!!!なんでおまえもこんなチャンプに盲目で必死なんだよこのやろおおおおおお(って最終的に怒りがイワモトのほうに…)
絆で、大階段の頂点に上ってから、believe your dreamって歌詞の時に自分の挙げた手を見てる目がものすごくキラキラしてた。ひかるくんの夢は、やっぱり上にありますか。
あと、ここ見るたびにいちばん好きだなって思ってたのが、Don't be afraidっていう歌詞のところで、すっごくやわらかく笑うの。わたし英語がほんとうにできないので(どのくらいできないかっていうととりあえず曜日は全部言えないですね)(…)色々間違ってたら申し訳ないんだけど、恐れないでって歌詞のところであんな風に笑ってくれる人が担当ってすごく幸せだなって見るたびに思ってました。
あのカオ観てたら、なんにも怖くないって思えるからふしぎ。
夜公演かな?岩本くんがいつもみたいに渡辺の方みて渡辺が上ってくるの待ってたんだけど、この日はいつもみたいににこにこっていう笑顔じゃなくて、ちょっとせつなそうで、さみしそうで、ああ泣きそうだなあ、まだ2公演もあるのにここでこんなにあふれそうになってて大丈夫かなあって思って観てたんだけど、したら渡辺が、いつもみたいにひかるくんと見つめ合ったあと前向いて笑って、もう1回ひかるくんのほう見たんだよね。
いつもは、ふたりで笑い合って、そのあとふたりとも前向いていちどもお互いを見ずに踊ってたのに、この日だけもういちど見たの。念押すみたいに。で、ひかるくんも渡辺のほう見てたんだよね。で、またしょうがねえなあって表情で寂しそうに笑って、そのあとはもうふたりとも寂しそうなカオはしてなかった。
これ!今年ダントツに!いいなべぴかな!!!!!!!
ああいま、このひとたち寂しいも楽しいも両方共有してるんだなーって思って、ぐっときました。
そういえば、夜公演で久々に「あのときの〜♪」で頭にゆびあててた!やっぱりまぼろしじゃなかった〜すごいひかるくんっぽくて好きな振りだったんだけど、やる時とやらない時があったんだね。ほんと好きなとこだったから最後に観られてよかったなあ。

きすまいめどれー

このへんなんも覚えてないわ…。しははのさくひーがちょっと控えめになってた気がする。どの曲もかわいかったけど、やっぱりShow Timeで去年のらんふぉゆにあたる曲がなかったのは残念だったなあ。

ねくどり

最後の挨拶は、ハイキックとターンかな?
終盤にいくにつれて、どんどんカオが不安げになっていくのが不思議でもあったなあ。役に入り込みすぎる人だから、心配でもあったけど。でも、やっぱり最後に紹介されて順番にターンするすのーまん素晴らしかったから、今年は仲間がいてよかったなってほんとに思った。
三方礼する時の背中が、最後まで好きだったなー。
お疲れ様でした。楽しい1ヶ月をありがとう。実になる1ヶ月だったならいいなあと、心から思います。


携帯用拍手ボタン



去年の話にちょっとだけ戻します。
1年前のDREAM BOYS、初日を見たときに、ああ、このひとようやくリミッターを外したって思いました。
ずっと、ほんとはもっとできるだろうに、って思ってました。それでも大好きだった。それでもひかるくんしかなかった。それでも信じてた。信じてたからこそ、いつになったら、このひとが頑張っても頑張っても足りないくらいの本気が見られる機会がくるんだろうなーって思ってもどかしかった。
その中で、やっと制限解除する瞬間に立ち会ったと思ったのが、去年のドリボでした。
あの時は、最初に変わったのがおそらく環境で。Mis Snow Manという名前がなくなり、ジャニーズJr.という大きな箱庭の自分がどこに在籍しているのかもおそらくわからなくなり、その中で大きな役を抱えて帝劇に立ったひかるくんに私が見たものは、「こんなことで傷ついてなんてやるもんか」っていう、鋭い鋭いプライドと自意識でした。
すごく危うかったけど、それがひかるくんを支えてたんじゃないかって勝手に思ってるし。その中で、逆風の中で立つ姿が本当にかっこよくて、死ぬほどかっこよくて、あんなに必死で食いついていきたいって思うことはもうないかもって思うくらい、周囲すら傷つきそうなくらいあの時期は特別だった。
だから、行く前、今年のドリボは、正直去年ほどのものは観られないだろうなあって思ってました。
でも、行ってみたら、全然そんなことなくて。
ひかるくんは危うくなかったし、必死でもなかったし(いい意味でね)、鋭くもなかったけど。
すごく、大きくなったってことを感じさせるステージだった。1年間の経験が出ていたし、何より演技面の伸びに驚かされるばかりでした。
台詞3文字の頃は、演技なんて考えてもいなかったな。リング外での応援に、語彙が増えないことすら楽しんでた。喋るか喋らないか、でしかなかったし、台詞は自担の音声を聞くためのツールでしかなかった。なのに。
あれから、きちんと、演技を演技にしてくれた。ひとつの表情に、声の抑揚に、意味を想像するってことを教えてくれた。それはすごいことだなあって思います。
あとは、仲間の存在っていうのを考えさせられるステージだったなあ。パンフレットに、テーマは絆って書いてあって、ちゃんとイワモトの周辺にも絆が存在してたのが嬉しかったです。
次のステージ、楽しみだなあ。そうこう言ってる間に、もう来週にはバカレア公開ですね。秋が始まる。
短い夏が終わろうとしている。今はこうして碧が満ちている。